佐藤しのぶ びわ湖ホールにて le21.9.2015 (Lun)
去る9月の出来事 この日は佐藤しのぶさんのコンサート AM11:00 特別に日差しが目に染みる秋の日和 出先の帰りで五条 大宮通りを東に向かい 車を飛ばして山科へ貫ける 東山の秋の空気を感じながら悠々と大津に着く予定 しかし五条通に入った途端 現れた現実は渋滞 目の前を焦りの空気に変えてしまった 今日は敬老の日だったのだ・・・ 頂戴したチケットを無駄にしてはならない それよりもしのぶさんに一目会いたいと・・・ 何とか山科を貫けた しかしそこは 雅の昔と違い 越えに越えられぬ逢坂山だったのだ PM2:00の開演に間に合いますようにと祈りながらケセラセラ 主は汝を見捨てはしなかった PM1:30 到着 ブラボー
プログラムは 1部から 妖艶な衣装で登場 トークも引き込まれそうに楽しい会話の出来る方 その上 知的で美人だ 『花のまち』 『うみ』 『赤とんぼ』 『母』 『さとうきび畑』 『Remember』 そよ風のような澄み切った愛のこもった歌声 頂きました 2部は ゴージャスな衣装で登場 ルイージ・アルディーティの『口づけ』 それからビゼーの『カルメン』より「ハバネラ」 感情が圧縮されて憤りを感じる様な独特のタンゴのリズムで始まる 彼女は薔薇を一輪胸に抱えこむ 一言一言が引き込まれるような歌声 カルメンは最後まで歌い切った すると カルメンはドン・ホセに向かってその花を投げたのだ 何んとその薔薇が飛んで来るではないか 驚きで 掴み損ね 胸に刺さる様に当たったのだった 感極まる 次は「セギディーリャ」 そしてオペラ歌手から絶大な支持をされていると云うマティアス・グレフシェスタークさんのピアノ 『マノン・レスコー』より間奏曲 最後はモデルのように秋風に誘われるコスチュームで登場 プッチーニの『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」 「かわいい坊や」 勉強させて頂きました 伸びやかな深みのある歌声は安心と幸せを感じさせ 半端ない声量にプロフェッショナルとしての魅力をも感じました まだまだ この先も聞きたい