まるで心の奥底を解放するようなサックスの音色:井上 弘道さん12月22日 2011

     

     

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12月22日(木) 2011            サックス演奏 : 井上 弘道さん 

お待たせしました 2011年 最後のジョワイュ・リサイタルとしてのオープニングは淡い甘い曲「いそしぎ」の主題歌『 シャドウ・オブ・ユア・スマイル 』 「カサブランカ」から『時のたつままに(As Time Goes By)』 『イッツ・オンリー・ア・ペーパームーン(It’s Only A Paper Moon)』解説:1900年代初頭の好況から大不況と大きな時代の変動に翻弄された多くのアメリカ人は ささやかな家族・個人の「楽しい思い出」という記憶がアメリカ人の郷愁として残り 三日月に腰をかけている月の女神のファンタジーな姿に「ペーパームーン」がそのシンボルとなった 歌詞を読んでいくと「たかが紙のお月さま」安っぽくても お金持ちのように豪華にすることもない そんなことまったく関係ないという庶民感情 「いやなことがあってもこの歌を聴くといいよ」 だって「たかがペーパームーン」だからと・・・なんとなく今の時代と重ね合いそうな 映画「ダイハード1」ラスト曲『レット・イット・スノウ;』  ルイ・アームストロングの『ワット・ア・ワンダフル・ワールド』  レイ・チャールズの『我が心のジョージア』 ナット・キング・コールの『LAVE』  二部はピノキオの主題歌『星に願いを(When You Wish Upon A Star) 』 マーヴィン・ゲイ『黒い夜』 『いつか王子様が』 『ウィンターワンダーランド Winter Wonderland 』クリスマスソング 1934年にリリースされたアメリカの ポップス 『ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・ クリスマス』 『オール・オブ・ミー(All of me)』ジャズのスタンダードナンバー 『オーバー・ザ・レインボー』 三部は『いつか王子様が』 『All of me』 『星に願いを』その他ボサノバ  テナーの奏でるジャズの調べ 特にスロージョズには心を癒される これほどにムードを出せる楽器は他にはないのではと・・・ テナー井上 弘道さんのテクニック 甘い香りがするその音色は 足元から音符の渦が溢れんばかりに ゆっくりと 螺旋を描いて身も心も 優しく包んでくれる

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